『セレナ』プロパイロットを1日体験!自動運転レベル2はまだ怖い
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僕は毎日車に乗りますが、日産車にはほぼ乗ったことがありませんが、新型セレナE-powerに1日だけ運転して体感したこと記録しています。
結論からお話すると、『自動運転レベル2』はまだ怖いという事を体験することができました。
正直、大っぴらに自動運転と謳わない方がいいかもしれません、過信するだけ事故に直結してしまう可能性もあるし、乗っている人は恐怖を覚えるかもしれません。
そんな感じで整備士をやっていた僕が、平成30年式新型のセレナという従来のミニバンクラスと比べた感想と、プロパイロット(自動運転補助)について辛口レビューをしています。
この記事で書いていることはコチラ
もし、新型車の自動運転や、EV車に乗ってみたいと思っているのであれば、購入前に必ず乗車体験をするようにしてください。
機能は体験した初めて体で感じるものです。カレコのカーシェアでは10分から130円からサービスを利用することができるので、購入を検討している車で乗車してみたい車などがあれば、実際に高速道路などを走行しシステムを格安で体験することができます。
自動運転だけが目的で車を買うのは間違い
現段階で自動運転機能を最重要視して車を購入することは間違いだと言えます。
なぜなら、現在国内で生産販売されている車の最高ランクが自動運転レベルでいうところの『レベル2』段階『最高4』であり、 完全なる自動ではないからです。
自動運転と聞くと、必ず語弊が生まれます。
『全部自動で運転してくれる』と勘違いする人が多いと思うんですよね。
そりゃね、自動ドア、自動改札、自動自動運転と流れが来れば、そう思うこともあるはずです笑
しかし、実際に車に乗り、システムを体感すると、驚きと同様に恐怖も付随してくるというのがわかりました。
なぜなら、自動運転システムの反応や起動にタイムラグが発生しているためです。
ドライバーが自分の意思でハンドルを切るタイミングとシステムが反応して起動しハンドルを操作するまでの間に、時差が発生してしまうと、恐怖を感じます。
わかりやすく言えば、乾いたアスファルトの上を歩いている状態と氷の上を歩いている状態のような感じ、同じ一歩だと思っていても、少しだけ遅れたり進まなかったりする感じ。
僕がシステムから実際に体感した恐怖がこちらです。
- 『ぶつかるー!ブレーキ遅くない?』
- 『もっとハンドル早く切るでしょ』
- 『車線の真ん中ではないよね?』
- 車速に対してハンドル操作が追いついていない(タイムラグが発生している)
これ全て、事故に直結してしまう原因だと考えます。
もし、100%自動運転システムを過信して車を運転していたら、交通事故が頻発してしまうかもしれません。
現在の自動運転レベル2の段階では、自動運転システムと呼べるものとは程遠いなと感じます。あくまで補助ということを言及しておきます。
運転サポート、ドライバーの疲れを軽減させるだけのモノであると思っておいてほしいです。
なので、自動運転だから購入を決めてしまうというのは、もしかしたら、購入後に後悔してしまう可能性が高くなるかもしれません、なので必ず購入前に一度、自動運転のシステムを体感してから購入する必要ことが、本当にいい買い物をできるヒントになると思います。
販売店に行けば試乗もできますが、1日中乗り回すことは厳しいです、実際に高速道路を走行し何十キロという道のりを走りながらシステムの本質を体感する必要があります。
カーブやトンネル、上り坂や下り坂、渋滞や車線変更、様々なシュチュエーションを自らの手でハンドルを握り、体感してこそ、その車、自動運転の仕組みや弱点などがわかってきます。
カーシェアリングでは事前に登録しておくことで、いつでもすきな時に、話題の車、乗りたい車に乗ることができます。
セレナのレビュー
まだ20代の僕ですが、愛車遍歴は10台近くになります、もちろん仕事上も様々な車を運転してきました。
その僕が昨年ミニバンクラスで販売台数日本一を記録したセレナのレビューを辛口でしたいと思います。
一応21歳でゴールド免許を取得しているので参考までに!
結論からお話すると、今までにないくらい静かだと思いました。
これはE-powerだからなのかもしれませんが、静粛性は他のミニバン車と比べダントツだと思います。
車内空間を快適に過ごすポイントが3点あると思っています。
- 客室スペースの広さ
- 乗り心地
- 車内の静粛性
客室のスペースの広さですが、ミニバンクラスといっても後部座席や運転席の足回りスペース、天井と頭の距離は圧迫感を感じないくらい十分なスペースが確保されていました。
前の座席を蹴ってしまうようなセダンや軽自動車、コンパクトカーとはまるで違い、体の不自由な人でも乗り降りしやすいような設計、高さ、開口部となっていると感じました。
乗り心地ですが、まあ、自動車の構造上大きくは変わらない部分です。小難しい話になりますが、車のどこに重心があるのか?によって乗り心地は大きく変わってくるためです。
新車の状態、つまりカスタムや劣化などがない段階では、高速走行、街乗り共に、不快感なく乗車できました。
時速120キロほどでも走行しましたが、風に流されたり、トラックの横風に影響されたりしても十分に対応できる程、空力が考えられています。
車内の静粛性についてはいうまでもなく、会話、音楽、睡眠がどれも影響されることなく行える車だと思いました。
従来の自動車のボトルネックとされていたのは、エンジン音やタイヤのノイズによって、会話ができなかったり、寝れなかったなどがありました。
エンジン音については、技術の進歩による内燃機関の改良やノイズが車内に入り込まないような構造に変化しているのだと思いました。
つまり、セレナという車だけみると、十分満足できました。
ただ、エンジンのパワー感だけは2000ccという理由からか、もの足りなさを感じました。
僕が以前乗っていたセダン車についてのレビューはこちら。2人だけのドライブに適した車でした笑
まとめ
自動運転と聞くと、『全てが自動』と語弊をまねくことがあり、販売される前にも口頭で説明されるようですが、みなさんあまり耳を傾けないようです、、
それもそのはず、言葉が『自動運転』となっているんですから、言葉を変えないことにはシステムとのギャップを埋めることはできないでしょう。
かといっても、おそらく自動運転という言葉はそのまま継続されていくので、皆さんが自動運転レベルの知識を勉強しなければなりません。
自動運転の定義って?レベル0~5まで分かりやすく解説! | カーナリズム
まずは、誤解しなようにすること、そして本当に必要な車を購入すること。
高額な買い物なので失敗は避けたい!だからこそ、購入前にカーシェアでサクッとお出かけがてら、自動運転システムを体感するのが良いと思います。
使い方がわからない?と聞こえました!大丈夫です!
IPhoneのように、直感的に操作することができるようになっている車が多くなってきているので安心してください。
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