『雪道トラブル』良くあるスタックを簡単に抜け出す方法
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この記事は雪道でいつ起こるかわからないスタックについて、簡単に抜け出すための方法を2つお話しています。
滅多に車に乗ることがなくレンタカーで雪道を走行していた場合にも対応できる、知識がないに向けてわかりやすく説明しております。
このような悩みを解決します。
正しい知識を身に付けたい!
スタックは知識さえあれば簡単に抜け出せる?
雪道でのちょっとしたドライブテクニックとは?
この記事で書いていることはコチラ
安全な状況を確認する
スタックしてしまった場所がコンビニの駐車場なのか?道の真ん中なのか?坂道の途中なのか?どこの場所でスタックしてしまってもまずは安全確認をしてください。
特に雪道では視界が悪い状況が多く、後続車が追突してくるケースも少なくありません。
坂道や交通量の多い道の真ん中では必ずハザードライトをつけてください。これはマナーといっても過言ではありません。
横断歩道を歩いている小学生が手を挙げているようなもので、自分の存在を相手に認知してもらうことが大切です。二重事故は小さな心がけで未然に防ぐことができます。
また万が一のためにエンジンは切らない方が良いでしょう。
長時間のハザードランプを点灯でバッテリーが上がってしまい、スタックどころではなく車が機能しなくなってしまうので気を付けてくださいね笑
レンタカーにはあらかじめ、三角表示板が搭載されているはずですのでこれを活用ください。
まだお持ちでいない方は1つ車に積んで置くだけでパンクや緊急時も使用できるので損はないかと
車の駆動輪を確認する
次に確認しなければならないことは車の駆動輪を確認すること。
駆動輪とは、人間に例えると二足歩行のように2つのタイヤを駆動軸として走行できる仕組みになっている車をFFまたはFRと呼びます。
それ以外の車はAWDまたは4WDと呼び、動物で言えば猫や犬のような四足歩行のように、4つのタイヤが全て駆動軸として機能しているものを呼びます。
最近の車の多くはFFまたはAWDがほとんどです。
分類で言えば、軽自動車、乗用車(セダン車除く)、ワンボックス車、ハイブリット車(セダン車除く)など国産車であれば7割以上がFFまたはAWD車が主流になっています。
しかしこの中でも気を気をつけなければならないのが、FRと呼ばれる駆動方式の車のみスタックした時の脱出方法が違うということです。
この記事ではFFまたはAWDの車のスタックを脱出する方法をお話しておりますが、FR車の場合はそれらの手順を全てリアタイヤで行うことで同じようにスタックから抜け出すことが容易にできます。
タイヤはまっすぐに
ハンドルは切った状態より、まっすぐにした方がスタックから抜け出しやすいと言われています。(FRはあんまり関係ないです。。
まっすぐにすることで車重がタイヤかかる重量のバランスが左右で均等になります。ハンドルを切った状態では左右の重量バランスが悪く、余計に横滑りする原因となりさらに抜け出しにくくなります。
例えこのような状況であっても焦ることなく、ハンドルをまっすぐにしてください。
このような場面でのスタックで前進することはできませんよね!?落ちてしまうので笑
この場合はバック(後退)する方法でスタックを脱出しなければなりません。※ハンドルをまっすぐにした場合はバックしか方法がないため。
前後にどちらでも動ける状況である場合は必ず、ギアを『Dレンジ』で前進してください。
よくギアを『2』や『L』レンジで発信しようとしますが、これは間違いです。
車の性能上、スタックした場合『Dレンジ』が最も抜け出すのには優れています。
ちなみに、マニュアル車の場合は3速、4速で発信するようにしてください。
『2』や『L』レンジでは、スタートダッシュをするようなものです。
雪道でスタートダッシュしたらどうなるのか想像してみてください。もしかしたら一歩も進めず転んでしまうかもしれませんね笑
困った時のトラブル対応はJAF会員になっていれば、いつでもどこでも24時間対応していただけます。
スタックの種類と対処
スタックには大きく2種類あります。
1つ目は画像のように車の真下に雪があり、車が少し浮いてしまっている場合
多くの場合、ゲレンデに行くような道や車通りが少ない道ではこのようなスタックをしてしまうケースが多いです。
このような状況では安全を確認してから車の外に出て、運転席の真下を覗き込んだ時に反対側が見える状況でなければ、出来るだけ掻き出してください。
この場合、タイヤが空転してしまいひどい場合走行できません。
ローダウン車などで車高が低い場合はよく起こる現象です。
しかし、少ししか車の真下に雪がない場合、雪を掻き出すことなくタイヤの下にあるものを挟み込むことでタイヤと路面との間に摩擦を作ることができます。
このような板(スタックラダー)を挟み込むことで路面とタイヤの間に摩擦を作ることができ、スタックから脱出できます。
しかし、こんなものはレンタカーに積んであるわけないですよね。。笑
なので、その場合に使えるアイテムがフロアマットになります。
モノは使い用と言いますが、緊急時には使用してください。
フロアマットを同じようにタイヤと路面の間に滑り込ませてください。
また、フロアマットは一例なので要らない手ぬぐいや雑巾、その他摩擦が発生するモノを入れてみることを試みてください。
もし事前に雪山やスタックの心配を懸念される場合は購入しておくのも良いかと思います。
2つ目のスタックは坂道などで、コントロールを失ってしまった場合に脱出する方法です。
こんなニュース見たことありませんか?!笑
このような状況になった場合の手順は先ほど同様ですが、雪を掻き出すのはタイタ周辺だけで大丈夫です。
雪や雨が降っている中で雪かきするのは苦痛ですよね笑
基準としてはタイヤの前後に30cm以上隙間があると余裕が生まれます。
先ほど同様に板を挟んだり、何かを滑りこませるためにはその分雪を掻いてください。
もちろん雪を掻くのは駆動輪のタイヤになります。
つまり7割の車は基本的にフロントタイヤで問題ありません。FR車(後輪駆動)以外はフロントタイヤ周辺の雪を掻き出してください。
FR車(後輪駆動車)は後輪の雪を掻き出してください。
まとめ
最後に少しだけドライブに関するテクニックをお話します。
- 降雪時パーキングブレーキはひかない
- 坂道では止まらない
- ブレーキを使わない(エンジンブレーキを使用)
- フロントガラスの雪を溶かすためにはA/Cまたは外気吸気を使用
- 走行中は外気またはA/Cを使い車内を温めることでガラスが曇らない
少しだけですが、これら少しのことを気にかけるだけでより安全に走行するこができると思います。
またJAFでは家族会員で誰かが入会していれば2人目以降の方は入会金がかかりません。
スタックして事故にあってしまった場合などのレッカーロードサービスやキーの閉じ込みも会員であれば無料で受けることができます。
僕もインキーをやってしまった時はローサービスを利用しました。笑
いざという時のために年間2000円でサービスを受けることができるのであれば入会しても年間一回以上利用すれば十分機能します。
慣れない雪道での事故は怖いものです、任意保険やロードサービスは必ず入っておきましょう。
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