車をあげちゃって、広島から山梨までヒッチハイクで帰ってきた最終編
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こちらの記事は三部構成に分かれています。
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中編はこちら
では最終編に行きます!
尾張一宮PAから神奈川県に行くことに
あれっ、山梨に帰るんじゃなかったの?
そんな声は言うまでもなく聞こえてきます。。笑
ここで、先ほどのトラックの運転手とした会話の中でこんなことがありました。
どこまでどこまで行きたいの行きたいのよ
最終目的地は山梨です
へ〜、中央道行く車いないでしょ?
全然居なくて困ってました、、
時間あるの?だったらさ海老名SAまで行くからそっちから帰ればいいじゃん
ええ?一回山梨を通り過ぎて神奈川まで行くってことですか?
そうだよ〜、海老名SAからの中央道に行く車の方が多いから。
『随分簡単に言うな〜』頭の中では一瞬そう考えました。。
時間あるんだったら、そっちの方が楽だと思うよ!圏央道から山梨へ帰る人もいるだろうし
考えてみるとあと何時間ここで待つかもわからないのであれば、海老名SAまで乗せてってもらおうと思いお願いすることにしました。
そんな会話の末、僕の山梨に帰ると言った道はなぜか神奈川県の東名高速道路にある海老名SAに行くことになりました。
自分でも、この時びっくりしました。笑
ここで僕は中央道ではなく、神奈川県の海老名SAがある東名高速道路を進むことになりました。
地図上を見ていただくと画面上方面にルートがあるのが中央道になります笑
つまり大きな山の反対側を進むルートに変更したわけです。。
海老名SAに着いたのは22時
夕食も一緒に食べ(自腹)海老名SAの上り線に着いたのは22時を回って居ました。
さ〜困りました。この日に泊まる宿がありません。(内心は2泊もSAは勘弁)
しかし、海老名SAの付近には先輩が住んでいることを思い出しました!
でも時間が遅いので断念、、笑
ここで上り線にあるSAから下り線のSAに移動することに。
理由は上り線方面では東京に行ってしまい、圏央道経由で山梨に帰りたかった僕は下り線で車を探すしかなかったためです。
ここで24時まで粘りましたが、、、結果は惨敗
なんと、ここから歩いて数キロ先にあるネットカフェで一泊する決断を。。
それも深夜25時過ぎです。。
ネカフェでようやく寝れたのが26時過ぎ。1日に何人もの人とお話をしかなり疲れていました。。
翌朝10時頃、ネカフェを出て歩いて向かったのは県央厚木PA
そうです。再び東名高速道路に戻るよりも『県央厚木PAまで歩いて行ってしまえば良い』と頭の地図がそう言っていました。笑
かなり遠かったですがなんとか到着。。。
県央厚木PAから山梨方面
ここで初めてようやくと、山梨方面を掲げることができました。
見慣れた光景、住み慣れた街並みが目に入ってきて少しばかりの安心感をこの時点で感じました。
何回か来たことがあるPAでまさか自分がヒッチハイクするとは思ってもいませんでした。笑
時間は14時頃です。
40分ほど待っていると一台のバンが停車してくれました。
ちなみに、出てゆく車の特徴は山梨方面に向かわれる車はかなり少ないと言うこと。。
ほとんどが八王子、や埼玉方面なので。山梨ナンバーをみたのも数台程度でした。
参考にしてください。
そこで止まっていただけた方に中央道の談合坂SAという(中央道で多分一番大きい)SAまで乗せていただけることに。
しかも、この方談合坂手前の上野原ICで降り下道で談合坂SAの裏手まで送り届けてくれたのです。。笑
理由はなんと、仕事中で会社がその付近だからといったなかなかの理由。
なんでしょうか、ヒッチハイクして感じたのはみんな寛大だなと思ったことです。
今まで自分なら絶対に『やらなかった事』『してこなかった』を初対面で名前も知らない人にしてあげるということの寛大に驚かされました。
はいそんなこんなで談合坂SAに到着したのは16時頃です。
今日には帰れそう!と心の中でガッツポーズをしたのと、少し寂しい気持がありましたね。
もう終わっちゃうのかと、非日常の体験は楽しいですがその分寂しい気持もありました。
談合坂SAは数多くの帰宅者が立ち寄るSAなので家族連れなどが多く出てゆく車も松本や岐阜方面がたくさん走っていました。
参考にしてください。
談合坂SAから最終目的地の双葉SAへ
なんやかんや最後のヒッチハイクになりそうな感じで掲げたのは『諏訪方面』
しかも立ち初めてわずか3分、遠くでトラックのドライバーが手招きで呼んでいる姿を発見!
すぐに駆け寄るとこんな会話に
1時間寝てから諏訪まで行くけどそれでもいいなら乗ってくか?
あ、はいおねがいします!(いやでも1時間も待つのか
次の勝沼icで降りて下道だけどね
え、自宅付近通る!(でも1時間待つのか
あと1時間待てるならいいけど
また立って1時間経って見つからなかったら乗せてってください!
と1時間後には確実に帰れるアポを取ることに成功しました。
お父さんわがまま言ってすみません、、、笑
戻って再び立ち初めて10分ほど経った16時30分過ぎ、目の前を通り過ぎ去った商用のバンの方が止まってくれました。
その方は埼玉から岐阜に帰る途中だったとのことで、そのまま乗せていただきました!
この方もヒッチハイク経験がある方で、今までも何人か乗せたことがあるのだとか!
道中眠くなるので、話し相手がいて良かったと言っていただきました。。
そんなこんなで最終目的地である双葉SAに到着することができました。
初ヒッチハイクで1日で移動した距離は700km
ヒッチハイクの初日には広島県にある福山SAから神奈川県にある海老名SAまで1日で移動することができました。。
感謝しかないですね。。その距離はなんと700km
初めてのヒッチハイクでここまでできるんだと(運が良いと感じました)
この時、僕が得たものってなんだと思いますか?!
冷たい目線、周りからの声、見知らぬ人の暖かい言葉、バスから手を振ってくれたバスガイドのお姉さん。
そんなものではないです。。笑
もっと大きな、経験した人しかわからない『自分に自信がついた』ことなんです。
このヒッチハイクを終えて、さらに自分に自信がつきました『やればできるじゃねーか』って。
口ではいくらでも大口たたけます、僕も口が達者な方ですのでよくわかります。笑
でもそれを体験し自らの体で経験することによって自信がつくんですよ。
僕も初めはできるかわからなかった。ヒッチハイクなんてどうせ拾ってもらえない。
今までそう思っていました。
そんな考えだったのが『やってみなきゃわからない』と考えるようになり『俺だったらできるでしょ』と言った根拠ない自信から『やってみたらできた』
それらのサイクルが今までに何回もありました。
その都度僕は自分に自信をつけ、根拠のない自信から『根拠のある自信』にシフトしてきました。
周りからみたら『ばかじゃないの』『お金ないの?』『また変なことやってる』と色々言われてきたし、思っている人もたくさんいるはずです笑
でもそういう彼らは僕みたいに行動していないし、多分できないと思います。
だってそこには『根拠のない自信がなかったり』『挑戦することを恐れてしまっている』はずだからです。
なので、もしこれを読んでくださっているあなたが自信をつけたければ『人がやらないこと』だったり『あの人にできたんだから自分にもできる』といったことにまずは挑戦してみてください。
大丈夫、あなたならできる。僕にできたんだから。
そして自信をつけてもっと大きい壁を乗り越えてください。