『働き方』ラッパーとフリーランスって違うようで、実は似ている
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最近では会社員を辞め、フリーランスになる。と聞くことが増えました。
フリーランスとは、どこの組織にも属さない自らのスキルだけで働くというワークスタイルなので、会社組織のような大きな縛りがなく自由に生きることができます。
そこで、思いました。フリーランスって別に珍しい職業ではないよねって。
ラッパーも同じなんじゃないかと。
ラッパーもマイク一本で、自ら製作した音源やフリースタイルラップを行い、各地でライブ活動や音源をCDやiTunesで生活をしているいわばフリーランスなのではないのか?
僕は今これを読んでくださっているあなたが、何者で、何の仕事をしてどこに住んでいるのかはわかりません。
ただ、1つだけわかるのは、ラッパーとフリーランスの何が似ているのか気になった事じゃないかな?!
この記事ではこれからの時代の働き方について、フリーランスとラッパーを軸にこのような悩みや疑問にお答えしています。
これからは何の職業の需要が高まる?
これから働く上で意識すべきスタンス
フリーランスで働くべきなのか?
この記事でお話ししていることはコチラ
今の職から見た時代にマッチする働き方
今働いている仕事はこれまでの働き方の延長であり、これからの働き方の基礎になることは言わずもがな。
しかしこれまでは良かったことも、時代が変われば悪くなったりしてしまいます。
例えば、コンビニの24時間営業が見直されるようになったのも、時代が変化している証拠なんですよね。
24時間営業していることで従業員へかかる大きな負担と、営業していることのメリットを考えた時に、働く人が減少している背景から1人の従業員に対する労働時間の超過という課題が時代の変化と共に大きな問題になっていました。
また、年末年始は百貨店などの一斉休業のお店が増えた背景にも働き方改革による、労働者の負担軽減が大きな課題になっていたことが関係しているのではないでしょうか?
世界から見た日本人は労働に対するイメージが強いと言われており、海外ではプライベートが優先されている国々が数多くあります。
つまり、世界のどの国から見てみ日本人は働きすぎということです。
そんな背景から日本でも、数年前に比べプライベートな時間を優先することのできる、フリーランスと呼ばれるワークスタイルを選ぶ人が徐々に増えてきています。
フリーランスとはつまるところ、会社員ではなく、個人事業主という働き方になっているため、出社義務や労働時間などの縛りがなく、自由な時間で働くことができるようなイメージです。
例えば朝はゆっくり起床して、12時から仕事を始め、17時から一度ご飯の支度のために休憩し、片付けをした後、20時から再び23時まで作業をするような自由な働き方です。
しかしながら、自由な時間で価値を生み出すことができるスキルセットとして、ネットリテラシーは欠かすことができません。
なぜなら、昼夜関係なく、どこにいても仕事をすることのできる環境はインターネットにしか存在しないからなんです。
リアルで働くのではなく、バーチャルで商品を生産したり、働いたりできる環境をインターネットが実現してくれています。
これはラッパーでも同じで、1個人の力でもSNSで歌やフリースタイルラップを発信することで、ファンを集めることができます。
集まったファンは、ラッパーが開催するライブやCDにお金を出してくれるダイレクト課金者になるので、これはもう歴とした仕事にすることができます。
つまり、あなたがもし時間に縛られることなく(フリーランスを望まなくとも)働いていきたいと考えるのであれば、インターネットを軸にする必要があり、ネットなしに働くことは不可能かもしれません。
需要のある職種とそこで活躍するには?
世界にある多くの産業がITと切っても切れない存在となってきました。
つまり、どこの産業の中心に、必ずIT,Webという言葉が存在しているわけです。
その中で、需要があるのだとすれば、IT,Web周りで働くことになってきます。
例えば、スマホアプリを作るプログラマーだったり、そのアプリのデザインを担当するデザイナーであったり、そのアプリを世間に周知、利用者を増やすためのマーケティングだったりと、1つのサービスにおいて、様々な職種が存在してきます。
これは過去の職種とは少し違っていて、戦略がより高度で、かつ物凄いスピードで意思決定をするという特徴があることから、高い技術や戦略が労働者には求められます。
この部分はラッパーとは違い、文化やバックグラウンドは一切関係なく、時代と共に新しい方向へ前に進んでいく行動力が必要であり、求められています。
では、IT,Webで働くためにはどうしたら良いのか?
それは、個人で最低限の力を身につけることだと思います。
間違ってはいけないのが、会社を学校だと思い、教えてもらえるというスタンスで働くということ。
IT.Web周りで働いている人は、自ら学ぶスタンスが当たり前とされているため、誰も教えてくれません、わからないことは自ら聞きに行かなければならないわけです。(聞けば教えてもらえます。
なので、間違っても今あるもので勝負しようとせず、自ら学び、経験し、過程を経てからでないと厳しい世界でなんですね。
労働集約型と知識集約型産業があると言われていますが、現状で労働集約型産業で働いている場合、知識集約型産業の職種に転職するのは厳しいのが現実です。
だからこそ、学びが必要になってきます。
参考書を読んだり、SNSで発信したり、フォロワーを1万人集めたり、ブログを書いたり、YouTubeで発信したり、様々な発信があり、全てに広告(つまりマーケティング)の要素が加わっており、これらの知識はIT,Webで働くには触れておかなければなりません。
ラッパーから見たフリーランス
決してフリーランスを勧めることはしません。フリーランスの世界は時間の制限が無くなった反面、厳しい世界だからです。
例えば、ラッパーは自らの音楽を作り、CDとして販売します。ライブ活動でファンからお金を集め、グッツを販売し、メディアに露出できるようになり、生計が成り立つようになっていくわけです。
つまり、どんどんレベルが上がっていくんですね。
いきなりテレビに出たりすることはできないので、小さなライブハウスから始まり、数年後は武道館ライブをするようなイメージです。
つまり、ラッパーは自らのスキルに合わせて階段を登っていくことができるわけです。
しかし、フリーランスに関しては少し違います。
例えば、企業から受託する仕事は自分のレベルに合わせた仕事か、できる仕事のみを選び、それ以外を基本的には受けないと思います。
なぜなら、作品や商品の品質に欠陥や不具合などがあれば、そこで信用を失い、次の受注を受けることができなくなってしまうからなんですね。
フリーランスというのは、個人の名前が看板であり、会社なので、そこで信用をなくしてしまうと仕事を受けることが困難になってしまうリスクが発生します。
例え、高額な仕事でも無理やり受けてしまい、品質を担保できなくなってしまうよりは、自分のレベルに合わせた仕事を選ばなくてはならなくなってしまいます。収入がなくなれば生活ができなくなってしまうからですね。
つまり、自分のレベルが上がらないというロジックになってしまいます。
ポケモンでいうところの同レベのポケモンしか倒せないので、経験値が増えずレベルが上がらないということです。
ラッパーと似ているポイントはブランディングを個人ができるという点にあります。
つまり、自分の努力次第で結果を残せば、次の仕事やファン(リピート)を獲得できるので、母数をどんどん増やしていく事ができるんですね。
ラッパーは自らのステージを自然に上げていける(環境)のに対し、フリーランスは現状のスキルをさらに伸ばし(学び)仕事を取って行かなければなりません。
まとめ
会社員や、フリーランスはどちらにも良いポイントがあり、デメリットもあります。
ただ共通している事は、これからの時代ただ働いているだけでは、機械に取って代わられるかもしれないという不安を持っていなければならないということ。
時代の流れを読み、自らが立つ軸足がどこにあるのか?見極める力が必要かと思います。
自らを俯瞰して見たとき、どう写っているのか?知る事ができれば、時代が変わっても働くという本質はずれないと思います。
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