『結論』高価なお土産より価値と喜びを感じるお土産の特徴とは?
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あなたがお土産で何かを貰った時、自分だったらどんなものが”嬉しいか”想像したことありますか?!
相手の趣味や好みを知っていれば、何を選べば喜ぶのか?そして、何が好きなのか?それらにマッチしたお土産を選べば良いかもしれません。
しかし、お土産といっても数百、数千万と種類があり、僕らはその中でも、絶対に外れない”お土産”を選んでしまいます。
なぜなら、知らないお土産は怖く、失敗してしまう可能性があるので、買わないという選択をしてしまいます、そしていつも同じお土産になってしまいます。
また、いつの間にかお土産という存在に期待してしまう時代に変わってしまいました。
そこで、この記事ではお土産の価値について、時代の変化と共にお土産における付加価値が変化しているというお話していきます。
この記事でお話していることはコチラ
東京バナナはどこでも買える
お土産とはそもそも”何に”価値があるのでしょうか?
例えば、長期休暇で海外を訪れた時に購入するお土産をイメージしてみてください。
長期で旅行に行った際は、お土産を購入する方がたくさんいらっしゃいます。
それが楽しみの一部だったりしますよね笑
仮にヨーロッパ旅行に行った人は凱旋門やエッフェル塔などの建造物に多く観光に行くと思います。
そこで購入するお土産は、ポストカードや写真、エッフェル塔の置物やキーホルダーが多く、残るものをお土産として購入する傾向が強いようです。
小さい頃にお父さんが出張土産としてよく買ってきていた、キーホルダーが近いですね。
しかし帰国後にそれらをふと眺めていると、何で買ったんだろう?!と後で考えてしまった経験がある方もいるんじゃないかな?
そう、つまり僕らはそれらのお土産を、その場の雰囲気で残しておく(忘れない)ために購入するんですね。
その場の雰囲気というのがポイントで、”心の中では忘れたくない”という想いから、思い出として、それらの置物やポストカードを購入します。
つまり、頭の中で映像や匂い、空気などを思い出すための道具としてお土産を購入するんですね。
そして、お土産には販売している場所が決まっているので、そこに価値が生まれます。
エッフェル塔の置物が東急ハンズに売られていたり、羽田空港に売られていたら、多分誰も買いません。
つまり、どこでも売られているものには価値がなくなってしまい、結果的に売れなくなってしまうんですね。
東京バナナがわかりやすくて、(東京土産のはずが)東京じゃなくでも購入できると思います。
新幹線はもう当たり前で、地方の駅や大型のSAでも購入することができる事を多くの人が知っています。
どこでも買えるということは売り上げが上がるようにも感じますが、その反面お土産としても価値は落ちてしまっているんですね。
なぜなら、どこでも購入できてしまうから。本来東京でしか買えないようなネーミング商品が各地で購入することができることで、お土産としての価値を落としてしまっています。
なので、東京に行ってきた!お土産は”東京バナナ”だよ!と言っても喜ぶ人は少なく、価値としては薄れてしまっています。
お土産としての価値は貰った人が決める
お土産に限らず、プレゼントとして”何かをあげた時”に、それらの価値を決めるのは貰った人なんですね。
カップルの男の子が彼女に3000円のチョコレートをプレゼントするのと、僕が5000円の焼肉を奢るのでは前者に価値を感じるのと同じです。
つまり、それらの物にかかった金額ではなく、それらの物を手にいれるのにどれだけの時間がかかったのか?を判断し、価値が決まってしまいます。
僕と2時間の焼肉を食べるよりも、大好きな彼が、私のために時間をかけて選んでくれた3000円のチョコレートに価値を感じるわけです。
このことからいえば、どこでも買える3000円のチョコレートだった場合、彼女は落ち込んで寝込んでしまうかもしれません。もしかしたら激怒するかもしれないね。
逆に、僕と行くはずだった2時間の焼肉店が日本に一軒しかない、なかなか予約の取れない人気店で、メディアにも数多く取り上げられた店だと彼女や周りの友達が知っていれば、そこに価値を感じるかもしれません。
おまけに、店内の写真や料理の写真をインスタグラムにアップすることで、さりげなく周囲に自慢できる特典もついています。
ということは、何かをプレゼントする人は、プレゼントする物にかかった時間を考えると良い物を選べるかもしれません。
なかなか予約の取れない人気焼肉店のディナーか、どこでも買える3000円のチョコレート、どちらがプレゼントとしての価値を感じますか?!
プレゼントをもらう人、プレゼントをあげる人、双方にある出会いのストーリーや間柄、関係性によって、お土産に対する価値の尺度が変わってきます。
つまり、何をもらう?よりも、誰からもらうのか?によってお土産としての価値の尺度は変化してくることになります。
思い出と価値と時間
話を戻します、お土産は経験した過去を思い出すための道具だとお話しました。
つまり喜ばれるお土産はこのような方程式が成立します。
喜ばれる(価値ある)お土産=手にいれるためにかかった時間×ストーリー(思い出)
ということは、ストーリー(思い出)は設計することができない問題なので、喜ばれるお土産を考えるのであれば、購入するまでにかかった時間を考えると答えが見えてきます。
東京バナナに価値を感じないのは、どこでも買えるからであって、どこでも購入できないお土産には価値を感じやすくなります。
わかりやすいのは、〇〇限定という表記があるもの。
例えば、東京駅限定のお土産であれば、それ以外の場所では購入できないことになるので、東京から遠く離れた地域の観光客であれば価値を感じやすいと思います。
つまり、手にいれるまでに、その場所に行かなければならないお土産はそれだけで価値が生まれます。
そこにはお土産の値段以上に大きな価値(時間)がかかっているので、貰った人はお土産の金額よりも、時間を考えるので、大きな喜びになりやすいんですね。
仮に高価なお酒だったり、骨董品だった場合、お土産としての価値よりも、次の期待を考えてしまい、貰った相手を困らせてしまう可能性が高くなります。
こんなに、いい物をもらって申し訳ない。。。
何をお返ししたら良いんだろうか。。と考えてしまった経験はありませんか?!
お土産は相手に気持ちよく受け取ってこそ、良い関係になるのだと思います。
まとめ
ネットを介せば買えないものは無くなりました。
逆にいえば、人気商品や巷で話題の商品、売り切れ続出のお土産もみんなが知っている時代です。
例えば、コチラは数ヶ月も在庫切れになっている超人気商品です。
ネットからも注文ができないほど人気で、巷では話題になっています。
お土産としての金額は決して高くありませんが、付加価値としては十分すぎるほど高く、喜んでもらえるお土産の代表かと思います。
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