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【アウディA4 8K アバント】コムテックのレーダー探知機にバックモニターを映す方法

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この記事では アウディ A4 8K(B8)アバントにコムテック製レーダー探知機を使用し、バックモニターを映し出す方法を図解しながら解説しています。

 

まず簡単に、アウディという車の仕組み、特徴をおさらいしましょう。

 

アウディの車体は国産車とは違い、様々な部品を止めているネジやボルトが、トルクスと呼ばれる星形の形をしている為、作業の中でトルクスドライバーが必要となることがあります。今回の作業でも使用いたします。

 

 

また、今回の作業では、電工加工をするため、特殊工具である電工ペンチや、内張を剥がすためのクリップクランプツールを使用しています。

 

などなど、使用した工具や、バックモニターを映すための作業に必要なパーツなども詳しくお話ししていきます。

 

この記事で書いていることはコチラ 

 

A4 8K アバントのバックモニターの取り付け前に

今の時代に、そもそもバックモニターが付属していないことが「時代遅れ」というか、車格に合っていないですよね。

 

僕も、中古で購入した際には同じことを感じ、今回の作業を行うことにしました。

 

ちなみに、同世代で販売されているBMWもバックモニターが無い車が多いようです。

 

ほとんどの国産車の場合「ナビがあれば、バックモニターもある」だと思います。

 

しかし、アウディを含む外車購入時は、国産車では当たり前のようについている装備の1つ1つが、オプションという項目に定められています。

 

つまり、購入時にオプションで搭載するとした場合でも、高額なオプションのため、ついていないことが多くなるということになります。

 

それでも、バックモニターが必要な場合、MMIインターフェース(部品)と呼ばれる。映像を映し出す部品を購入すれば、購入時からビルトインされているナビゲーションにバック映像を映し出すことも可能なんですが。

 

中古で購入した車に、10万円ほどするMMIインターフェースを購入し、別途のカメラや取り付け工賃などを含み、「10数万円の支払いをする?」という選択は、できればしたく無い。

 

でもバックカメラがほしい。そんな人に向けて書いていきますね。

 

A4 8K アバント バックモニターを取り付ける為に必要な部品

バックモニターを映し出す方法は大きく2つあり、1つは、先ほど触れた、現状のナビゲーションに移し出す方法、もう1つは別途で購入する、バックモニター対応のレーダー探知機にバック映像を映し出す方法です。

 

注意しなければならないのは、どんなレーダー探知機でも、バックモニターを映し出すことができるわけでは無いということ。

 

バックモニターを映し出すことができないレーダー探知機が多いのでコチラを購入すると良いと思います。

 

 

僕は上記の、コムテックが販売するレーダー探知機に加え、それを映し出す為のコード(下記)を、さらにOBD2コネクターを購入しています。

 

 

以上3点は必須といいますか、通常の国産車にバックモニターを映し出す為に必要な、共通パーツです。

 

しかし、アウディはこれに加え、抵抗を購入し配線に割り込ませなければなりません。

 

今回使用した抵抗は、アマゾンで超激安な簡易的な抵抗ですが、こちらにても十分な彩度の映像を映し出すことができていますので、安心してください。

 

ここで紹介しようと思ったのですが、在庫切れということでした。。。

 

なので、Amazonで「バックカメラ 整流器」または「バックカメラ リレー」と検索してみてください。

 

あとで紹介しますが、画像から、Amazonで類似のリレーを探してもらった方が早いかもしれません。

 

最後に、アウディA4 B8 アバントに装着したカメラは、トランクドアハンドル交換タイプです。

 

 

ちなみに、Amazonでバックカメラのみを探す場合、「アウディ バックカメラ」でA4アバント用のカメラのみを購入できますが、上記はセット商品のため、カメラ、リレーなど、全てがセットで販売されているので部品の用意は簡単にできますね。

 

それでは、部品が揃ったところで、取り付け手順について説明していきます。

 

A4 8K アバント バックカメラ取り付け前に、ゲートの内張剥がし

 

まずは、トランクリットから分解していきましょう。

 

出典:https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/149194/car/2401414/4550281/note.aspx

 

ゲートの内張剥がしは、上記サイトがわかりやすいので参考にしてください。

 

ただ、僕から言えることは、国産車と比べ、壊れるんじゃないかと思うほど硬いです。

 

力一杯気合を入れて頑張ってください。(多分壊れません。) 

 

A4 8K アバント バックカメラ接続の主な作業

リアゲートの内張剥がしお疲れ様です。 

 

それでは、トランク内右ポッケのカバーを外します。※左側は今回使用しません。

 

そして、カメラを起動させる為に、2つの作業をしなければなりません。

①バック信号の取り出し

②バックカメラを起動するための12V電源

 

順を追って、説明していきますね。

 

まず、カバーを外すと、ヒューズボックスや、もろもろ出てきますが、初めに、「バック信号」を取り出します。

 

バック信号の最も簡単な取り出し方法、バックアップランプから直接、電流を分けてもらう方法です。

 

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写真の束になっているのは、テールランプへと繋がっている配線が車内に取り込まれている画像になります。※この中の1本がバックアップランプです。

 

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粘着質で少し手強いですが、カッターで軽く切り、配線を強引に取り出してください。

 

そして、いざカット。ギボシ加工を始めていきます。

 

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今回は、時間短縮の為にエーモンから販売されているY字接続端子を使用しています。

 

 

ここまでで、バック信号の取り出しは完璧ですよね?!たったこれだけです。

 

それでは、Y字接続端子を使用したところに、割り込ませるリレーのお話しをしていきます。

 

あ、Amazonから購入したリレーはコチラになります。

 

先ほどのY字接続端子にリレーの赤線(雄)を接続し、ボディーアースを接続します。

 

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黄色線は、カメラへバック信号を入力するための+端子となります。

 

このリレーを割り込ませることによって、輸入車特有の、画像の乱れを消すことが可能となり、安定したバック信号を供給することができるようになるのです。

 

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ギボシ端子の加工の際には、雄、雌の間違いに気をつけてくださいね。

 

上記の画像のように、リレーを割り込ませることができれば、後は簡単です。

 

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カメラ側からの配線で、バック信号の入力を必要とする2本の配線は、バック信号(+)とGNP(アース)の線になります。

 

今回は、バック信号のみを、カメラの入力配線に接続、アースは接続しませんでした。※問題なく作動しているので安心してください。

 

念のため絶縁するようにしてください。

 

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 残りは、バックカメラの作動の為に必要な12Vの電源を取り出します。

 

画像の黄色RACピンハーネスは、カメラ映像をレーダー探知機へ映し出しための信号を、車両後方から運転席まで送るため、長いハーネスで繋がっています。

 

RACピンハーネスからひょっこりでている、赤色の配線にカメラを起動するための12V電源を接続します。

 

この車種には、トランク内に、シガーソケットのハーネスがありますので、先ほど同様、Y字接続端子を使用し、12V電源を分岐、カメラへの電源を供給します。

 

 

シガーソケットハーネスは、白色が12Vとなりますが、年式により異なる可能性もある為、テスターを使用し12V電源の供給を確認し、作業してください。

 

これで、バック信号の取り出し、カメラへの12V電源の取り出し作業は完了です。

 

A4 8K アバント バックカメラ映像が綺麗すぎる

 

それでは、接続したハーネスなどを片付けて、いざリバースギアへ!

 

上が昼間の画像、下が夜の画像になります。

 

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これだけ鮮明に写っていれば問題ないですよね!

 

トータル作業時間は3時間程度。

 

主な作業は、リアゲートの内張剥がし、RACハーネスを車両後方から前方へ、レーダー探知機へ接続、そして今回の作業内容です。

 

バック映像を映し出す為にかかった実際の費用は3万円ほど、レーダー探知機の価格が8割を占めています笑

 

元はトヨタの整備士でしたが、輸入車は未知の世界。それでも楽しいDIYでした!

 

 

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