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『書評』”才能の正体”から学ぶ特別な才能など1つもないこと

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君は誰かに『あの人には特別な才能がある』と一度でも思ったことがありますか?あの人は友達でも先輩でも会社の上司でも誰でもいいです。

 

自分にはない能力を持った人に『あの人は特別なんだ』『もともと才能があったんだ』『地アタマが良かったんだ』と妬んでしまうような感じ。

 

しかし、才能とは先天的な問題(生まれつき)はほとんど関係なく、むしろ後天的な努力によって作られるものだったのです。

 

つまり、『あの人には才能がある』と思っていることは、『自分には才能がないからできない』と決めつけてしまっているだけなんです。

 

自分にはできないと思い込んでしまうことが、自らの手で才能の芽を潰してしまっていることに気づいてください。

 

それを踏まえ、『才能』とはなんなのか?

 

映画ビリギャルの先生をやっていた坪田先生が出版した『才能の正体』から話を進めていきたいと思います。

 

この記事で書いていることはコチラ

  

才能の芽は誰もが持っている

 

才能とは特別な人だけが生まれつき持っている能力だと思っていますか?

 

ところがどっこい、これを読んでいる君も、これを書いている僕も、明日会う人もみんなが才能という名の『芽』を持っているんだ。

 

才能とは、興味あることや好きなことを極めていった結果、それが他人よりとなって『才能』と呼ばれるようになる。

 

広辞苑や新明解などの辞典で『才能』について調べてみると面白いくらいに違うことが書かれているから読んでみてね。

 

話を戻して、みんなはビリギャルの話を知っているかな?

 

学年でビリだったギャルが現役で慶應義塾大学に合格するっていう型破に思える映画、その誰もが『慶応なんか合格できるわけない』って言ったし、思ったはずなんだよね?

 

世間は『結果』を見て『こうに違いない』と理屈を後付けする傾向があるんだ。

 

でも、実際は合格した。なぜだと思う?

 

生まれつきの地アタマがよかったから?特別だったから?才能があったから?

 

違う、彼女は才能という芽を開花させたんだ。それも正しい努力の元で

 

自分に合っていない場所でどれだけ頑張って努力をしても、物事は身につかないよね?勉強が嫌いな僕も、『なぜ家に帰ってまで大嫌いな勉強をしなければならないのか?』苦しんでいたからよくわかる笑

 

つまり、才能とは努力によって生まれるものなんだ。

 

才能があると言われている人たちに共通していることはみんな『努力』をしているということ。言われてみればプロ野球選手のイチローだって、幼い頃から毎日バットを振り続けた結果、あのように成果をきっちり出せているわけだ。

  

才能は誰もが持っている、その芽を開花させるのはどこの誰でもない『自分自身』になるね。

 

自分自身が”好きなこと”や”興味あること”を突き詰めて行けば行くほどそれが尖ったものになり、結果を出して初めて周りから”才能があるね”っ言われるようになる。

 

これを読んで思い浮かぶあの人はいるかな?僕は何人もあの人が思い浮かんだよ。

 

でもね才能がある。と言うことはあっても実際はそれを図る『ものさし』が僕は存在しないと思っている。

 

つまり、才能は目に見えたり、数字で表すことはできないんだ。

 

ビリギャルの彼女は、学年でビリ。という数字で図る”ものさし”があった。そこでは学年でビリという『結果』が”ものさし”で測られていた。

 

だから周りはものさしで測られた結果ばかりを見て『合格できるわけない』って口を揃えて言っていたわけだ。

 

でもそれだったら、なんで慶應義塾大学に合格できたんだろう?そう思わないかい?

  

才能の有無は結果じゃなく、動機付け

 

才能がある、と思う人は何を基準にその人を”才能がある”と呼ぶのか?それは結果なんだ。

 

どんな人であっても結果が出なければ『もともと才能がない』と言われてしまう。人は結果からしか判断しないし、結果しか見てくれないわけだ。

 

僕が、学生の頃にテストの成績が悪かった時も、母親は順位しか見てくれなかった、バスケでどれだけ練習しても試合に勝つことができなければ素直に喜べなかった。

 

順位が悪くても、試合に負けてもそれまで努力してきたことには”変わりない”だけど、いい結果を得られなかったということは、努力は無駄になってしまうんかな?

 

いやいやそんなことはない、まだ成長している途中だと思えばいいんだよ。いい順位が取れなくても、試合に負けても、まだ成長している途中なんだって。

 

これを読んでいるみんなが結果ばかりを見て誰かを判断してしまっていたら、もう少し読み進めてもらいたい。

 

でも『負けっぱなし』だったら”やる気”がなくなってしまうよね。つまりモチベーションが削がれてしまうわけだ。

 

このブログだって、毎日書いて、誰かに読んでもらってPVが増えて収益化できて、紹介した商品が売れて、それら様々なことから”やる気” となり、気付かぬうちにブログを書く”動機付け”になっているんだよね。

 

動機付けとは、いわゆるやる気のことね。

 

努力し続けるためには”やる気”が必要だよね?それは動機と呼ばれるものになるんだけど、そもそも動機ってなに?となると思うから説明するね。

 

先にお話した、ブログを毎日書く”やる気”となっているのは、商品が売れたり、PVが増えたりすることによる”テンションが上がる”状態になっているからなんだよね。

 

テンションは継続するための”動機”に(やる気)なっていて、テンション(読者や商品が売れない)がなければブログも続かないと思う。

 

つまり、テンションがあれば何事も続けられるようになるってことになるね。

 

やる気”動機”になるものはテンションの他に2つあって、それらの”動機付け”によって人は全ての行動をしているんだけど、後の2つは本書に細かく書かれているから読んでみてね。 

 

つまりだ、動機がなければ人は行動をしないということでもあるよね?全ての行動はなんらかの動機によって行われていることになる。

 

才能は何らかの”動機付け”によって”やる気”になり、それらが努力によって継続されて結果が生まれるというわけだ。

 

どんなことでもいいから努力をしてその人に”合ったやり方”を自分のものにできれば、確実に才能の芽を咲かせることができるようになります。

 

いつだって何かを辞めたくなる

 

 努力を続けていれば、必ず結果が出る、それが良かったら、またテンションが上がり、『もっと頑張ろう』と思えるようになるかもしれない。

 

しかし、結果が悪かった時、例えば、めちゃくちゃ勉強して受けた試験に落ちてしまった、ダイエットしているのに体重が落ちないみたいな時、辞めたくなってしまうことって一度や二度だけじゃないはずだ。

 

目的に近づいている気がしない、つまり『成長している』ということが実感できない、だから辞めたくなってしまうと思うんです。

 

逆に言えば、自分が成長できていると実感することができれば必ず続けられるということ。

 

しかし、もし仮に成長できていないことを『他人のせい』にしてしまっていたら、それは自分で才能の芽を潰してしまっているかもしれません。

 

才能は自分の中にしかありません。

 

誰かのせい、例えば、教えてくれる人が悪かった、あの環境が悪かった、この方法がダメなんだ、そうやって自分を守り、他人のせいにしてばかりいることは自分で自分を否定していることでもあるんだよね。

 

誰だって失敗します、挫折もたくさんします。

 

そんな時、自分は『どんなことをしていると楽しいのか』『何が好きなのか』『愛合わせを感じることは何なのか』『どんなことを達成したいのか』考えるようにすると良いのかなと思います。

 

どれだけ優秀な人であっても努力を継続しなければ、良い結果は生まれないのです。

 

成果が出ていない時、つまり努力している時に信じなければならないのは自分自身なんだ。

 

成果が出ない時は必ずあるし、その期間は耐えなければならないことも覚えておいてください。

 

まとめ

 

このように人が持つ才能とは何なのか?について、才能を伸ばす方法や才能を開花させるための考え方、周りの人とのコミュニケーションや上司から部下に対するマネジメントと教育の違いについて事細かく書かれています。

 

努力をした結果、成功だったのか失敗だったのか?決めるのは自分自身です。

 

失敗の数が多いほど伸びる可能性を持っている。イチロー選手は数多くの失敗をしたから、今の自分なりの成功フォームを持っているのです。

 

この時に最大の弱点は諦めてしまうこと、成功するために最も確実な方法は常にもう一度だけ試してみることです。

 

これを読んでいるあなたが、才能の芽を開花させるには、自分にあったやり方をまずは探してください、必ずあります。

 

そして考える力をつけ、能力を伸ばして才能を得ることで『自分なりの答え』を模索することができるようになります。

 

自分なりの答えを持つことができればルールの存在しない、つまり現代社会で生きていくために必要な選択を自らの手で、自信を持って選択することができるようになります。

 

P.S最後に

 

しかしながら、 生まれ持った有利の土台は必ず存在します。

 

それは今考えたってどうすることもできない問題です、生まれ持った才能は”おまけ”と考えるようにしましょう、と書かれていたことに僕はもの凄く共感してしまいました。

 

今回の記事で才能について書かれた本はコチラです。

 

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